2017.6.26

鶏ふん処理用堆肥舎へエアレーション(ブロワー)設備追加

先日、養鶏場(採卵鶏)へ、堆肥舎用床面エアレーション設備を導入していただきました。

こちらの養鶏場では、以前から堆肥舎に鶏ふんを堆積して発酵処理(たい肥化)を行っておりましたが、切り返しの手間を掛ける時間がなく、堆肥が酸欠になり、嫌気性の発酵となっておりました。

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嫌気性の発酵は、悪臭が発生しやすく、出来上がった堆肥にも臭いが残り、耕種農家の方々には敬遠されてしまう場合があります。

この養鶏場でも、農地に散布したら苦情が来たことがあったそうです。

そこで、床面にエアレーション用の配管システムを設置することをご提案させていただきました。

一旦、滞留した鶏ふんを搬出していただき、原料となる鶏ふんの投入から、エアレーションによる堆積発酵処理、そして堆肥搬出の動線を入念に打合せを行い、配管システムの設置位置を検討します。

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送風用配管システムの埋設を行う場合、基本的には既存の床面にカッターを入れ配管を埋設する溝を作ります。

しかし、今回の床面は強度に不安があったこと、水平レベルに問題がありましたので、既存の床面にコンクリートを嵩上して、配管用の溝を構築しました。

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1ピットに3本ずつエアレーション用の配管を埋設します。

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合計6つのピットを制作しました。

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ピット裏側には送風用のブロワーと配管を設置します。

各ピットへ独立して送風出来るようにバルブを設置しました。

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完成後、鶏ふんを投入、エアレーション開始です。

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こちらの養鶏場では複数の方が堆肥の切り返し作業を行うため、誰が作業しても一定品質の堆肥が出来るように堆肥化方法を掲示し工夫されていました。

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鶏舎から搬出された鶏ふんに戻し堆肥で水分調整を行い1番ピットに投入します。

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投入後、2日ほどするど60度以上の温度にあがります。

床面からの継続的なエアレーションにより連続した好気性の発酵が続きます。

ピットに1週間ほど、堆積したら、となりの2番ピットに移動し、再び1週間ほど堆積発酵を行います。

これを1番から5番ピットまで繰り返し、約一か月後には写真のような、良く腐熟して水分も減り、悪臭や汚物感のない、綺麗な堆肥となりました。

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このような堆肥となりますと、耕種農家さんからの引き合いも増え、結果的に養鶏場から鶏ふんが無くなり、農場環境が改善されます。

現在、お使いの堆肥舎にはエアレーション設備がない・・・

また、設備はあるけど発酵が上手くいかない・・・

などなど、施設の改善を検討されている方は、是非、弊社へご相談ください。

環境設備課 目黒

設備を導入して頂いたお客様の声です

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