春の需要期に合わせ瞬発力ある堆肥生産を目指す!
先日、紹介しました、千葉県の採卵鶏農場へ天日乾燥装置増設が完了しました。
東邦式 天日乾燥撹拌機機 TP-6020型
レーン幅 6.0m
最大堆積高さ 10cm
長さ 51m
機械が満遍なく天地返しを行いつつ、太陽の力を利用して、含水率40%程度の鶏ふんを15%前後まで乾燥させることが可能です。
今回、敷地の関係で1台目の乾燥ハウスより10mほど短くなっていますが、
この増設で鶏ふん堆肥の乾燥能力は約2倍になることでしょう。
一年を通して、堆肥が最も必要とされる時期であるのが、春先、3月~5月です。
しかしながら、この時期は天気が安定しても、気温がまだまだ低く、乾燥条件は厳しいのが現実です。
堆肥の仕上げ乾燥に時間が必要な時期であります。
とはいえ、この2、3か月間に、堆肥を農場から出荷しなければ、次の需要期は秋となります。
結果的に、せっかく作り上げた鶏ふん堆肥が農場内に滞留してしまいます。
この勝負の時期に、瞬発力のある堆肥生産が出来ると、通年通してのふん尿処理がうまく回るようになります。
瞬発力のある堆肥生産をお考えの方、また現状の生産能力に不満を持たれる方、
是非、弊社までご相談ください。
環境設備課 目黒