東邦実業株式会社

クラスター事業で鶏ふん発酵造粒装置の導入


愛知県の養鶏場(採卵鶏)へ、鶏ふん発酵造粒装置を導入していただきました。

こちらの養鶏場とは30年のお付き合いで、今回で3台目の発酵造粒装置の導入となります。

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1990年導入のS245型と1999年導入のS245型が今も現役で稼働中です。

さらに、鶏ふんの製造協力も1号機の導入以来続いており、JA全農向け鶏ふん堆肥の生産を毎年数百トンほど行っていただいております。

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今回の発酵造粒装置導入は、補助金(畜産クラスター事業)を利用いたしました。

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東邦式畜ふん発酵造粒装置 S245深槽型

発酵レーン幅 4.0m

発酵レーン長さ 50m

鶏ふん堆積高さ 1.0m(最大)

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良好な好気性発酵の継続と、乾燥促進を目的とした床面からの送風も施工しております。

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配管部からエアーが吹き出し、鶏ふんの発酵を良好に保ちます。

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送風ブロワーは2セット、送風区間は約25mです。

生ふん原料投入からの初期発酵区間で、良好な発酵を維持することで、鶏ふんの腐熟と乾燥を促進。

さらには臭気を低減する効果もあります。

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発酵造粒装置で鶏ふんを撹拌すると、二つの山が出来るようになっております。

これも腐熟と乾燥の効果を上げるための弊社の経験です。

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撹拌後はフワッとした、空気をたくさん含んだ状態となります。

原料となる鶏ふんに満遍なく空気が触れることで発酵が始まり易くなります。

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2週間程度経過しますと、粒状と乾いた鶏ふんが出来上がります。

今回は新規導入の紹介ですが、設備を増やさなくても鶏ふん処理の能力を上げる方法もあります。

鶏ふんの処理でお困りの方は、是非、弊社までご相談ください。

環境設備課 目黒